2009年 09月 05日
Q&A 身体の痒み |
【質問】
お風呂を上がると背中や腕などがかゆくることがあります。
痒くなったときは保湿クリームなどを塗るとおさまります。
少しアトピー体質です。
オーストラリアで買える薬があったら教えてください!。
【回答】
保湿クリームを使われるとのことですが、それが一番大切な手当で、適切な処置をされていらっしゃいますね。
<乾燥肌・皮膚の痒み>
オーストラリアでは地域、時期にもよりますが、日本より乾燥しているため、乾燥肌に悩まされる人も少なくありません。
乾燥肌の原因は、皮膚の保湿が足りなくなっているためです。
<入浴・石けん等について>
洗いすぎや、長風呂、熱めのお湯ですと、乾燥肌が悪化するので、ぬるめのお湯にして、入浴・シャワーの回数を少なめにしたり、入る時間も短めにすることが大切です。
入浴する際に、バス・オイルを入れると、お湯の皮膚に対する刺激も少なくなりますし、保湿効果もあります。
石けんは、昔から使われているアルカリ性の石けんを使用せずDove (R)、QV Wash (R)、Neutrogena Soup(R)、Cetaphil Cleanser (R)など、乾燥肌にも適した石けんの代用となるものを使用してください。他、Oatmeal Soapなど、手頃な値段で手に入るものもありますので、それを使用してもいいでしょう。
<入浴・シャワー後と保湿剤>
入浴の後、タオルなどでごしごし擦らず、ぽんぽんとたたくようにして、拭いて、ローション又はクリームで保湿を行います。
保湿剤としては、Sorbolene (cream)、QV Skin Lotion(R)、Alpha Keri Lotion(R)、Cetaphil Moisturising Lotion(R)、QV Cream(R)、Alpha Keri Cream(R)、Cetaphil Moisturising Cream(R) などがよく使われていて、おすすめです。
Lotion とCreamの違いは、Lotionの方がCremaよりも水分が多く、液状なので塗りやすいのですが、Creamの方が保湿性が優れています。
そのため、lotionを塗って、痒み等が治まるようでしたら、塗りやすく簡便なので、Lotionを使っていくといいと思いますが、もしLotionを使ってもまだ乾燥したり、痒みが出るようなら、Creamに変えた方がいいと考えるといいです。
もしCreamを使っても、治まらなくて困っているというときには、Ointment(軟膏)を考慮してみてください。Creamよりも水分が少なく、べたべたで塗りにくいかもしれませんが、もっと保湿性が高くなっています。
<その他>
・服は、綿製の刺激の少ないものにして、ウール製のものが直接肌に当たらないようにしましょう。
・暖房の掛けすぎで、空気が乾燥しすぎないように注意しましょう。
・きちんとバランスの取れた食事を心がけて、水分をたくさんとりましょう。
<家で使っている商品>
実は、家の人も乾燥肌で困っており、毎年悩まされています。
上記にあげた商品のどれが勝っているということはないのですが、家でよく使っているのは、以下の物です。Lotionも使うこともあるのですが、保湿性が足りないようなので、クリームを中心に使用しています。
QV Wash (R)
Cetaphil Moisturising Cream(R)
QVシリーズは、特に湿疹の際などにも使われ、オーストラリアでよく使われている商品で、QV Washは特に石けんの代用として、お薦めです。
Cetaphil Cleanser (R)も、少し値段がはるかもしれませんが、石けんの代用としておすすめで、ニキビに悩まされていたり、皮膚があまりつよくない人のメイクおとしとしてもおすすめです。
Alpha Keri、Cetaphil は、アメリカでもよく使われており、乾燥肌におすすめとよく言われる商品です。*2
* John Murtagh, Patient Education (4th), McGraw-Hill Australia, 2005
*2 Richard Finkel, W.Steven Pray, Pocket Guide for Nonprescription Product Therapeutics, Lippincott Williams & Wilkins, 2005
私の都合で、回答が大変遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした。
お風呂を上がると背中や腕などがかゆくることがあります。
痒くなったときは保湿クリームなどを塗るとおさまります。
少しアトピー体質です。
オーストラリアで買える薬があったら教えてください!。
【回答】
保湿クリームを使われるとのことですが、それが一番大切な手当で、適切な処置をされていらっしゃいますね。
<乾燥肌・皮膚の痒み>
オーストラリアでは地域、時期にもよりますが、日本より乾燥しているため、乾燥肌に悩まされる人も少なくありません。
乾燥肌の原因は、皮膚の保湿が足りなくなっているためです。
<入浴・石けん等について>
洗いすぎや、長風呂、熱めのお湯ですと、乾燥肌が悪化するので、ぬるめのお湯にして、入浴・シャワーの回数を少なめにしたり、入る時間も短めにすることが大切です。
入浴する際に、バス・オイルを入れると、お湯の皮膚に対する刺激も少なくなりますし、保湿効果もあります。
石けんは、昔から使われているアルカリ性の石けんを使用せずDove (R)、QV Wash (R)、Neutrogena Soup(R)、Cetaphil Cleanser (R)など、乾燥肌にも適した石けんの代用となるものを使用してください。他、Oatmeal Soapなど、手頃な値段で手に入るものもありますので、それを使用してもいいでしょう。
<入浴・シャワー後と保湿剤>
入浴の後、タオルなどでごしごし擦らず、ぽんぽんとたたくようにして、拭いて、ローション又はクリームで保湿を行います。
保湿剤としては、Sorbolene (cream)、QV Skin Lotion(R)、Alpha Keri Lotion(R)、Cetaphil Moisturising Lotion(R)、QV Cream(R)、Alpha Keri Cream(R)、Cetaphil Moisturising Cream(R) などがよく使われていて、おすすめです。
Lotion とCreamの違いは、Lotionの方がCremaよりも水分が多く、液状なので塗りやすいのですが、Creamの方が保湿性が優れています。
そのため、lotionを塗って、痒み等が治まるようでしたら、塗りやすく簡便なので、Lotionを使っていくといいと思いますが、もしLotionを使ってもまだ乾燥したり、痒みが出るようなら、Creamに変えた方がいいと考えるといいです。
もしCreamを使っても、治まらなくて困っているというときには、Ointment(軟膏)を考慮してみてください。Creamよりも水分が少なく、べたべたで塗りにくいかもしれませんが、もっと保湿性が高くなっています。
<その他>
・服は、綿製の刺激の少ないものにして、ウール製のものが直接肌に当たらないようにしましょう。
・暖房の掛けすぎで、空気が乾燥しすぎないように注意しましょう。
・きちんとバランスの取れた食事を心がけて、水分をたくさんとりましょう。
<家で使っている商品>
実は、家の人も乾燥肌で困っており、毎年悩まされています。
上記にあげた商品のどれが勝っているということはないのですが、家でよく使っているのは、以下の物です。Lotionも使うこともあるのですが、保湿性が足りないようなので、クリームを中心に使用しています。
QV Wash (R)
Cetaphil Moisturising Cream(R)
QVシリーズは、特に湿疹の際などにも使われ、オーストラリアでよく使われている商品で、QV Washは特に石けんの代用として、お薦めです。
Cetaphil Cleanser (R)も、少し値段がはるかもしれませんが、石けんの代用としておすすめで、ニキビに悩まされていたり、皮膚があまりつよくない人のメイクおとしとしてもおすすめです。
Alpha Keri、Cetaphil は、アメリカでもよく使われており、乾燥肌におすすめとよく言われる商品です。*2
* John Murtagh, Patient Education (4th), McGraw-Hill Australia, 2005
*2 Richard Finkel, W.Steven Pray, Pocket Guide for Nonprescription Product Therapeutics, Lippincott Williams & Wilkins, 2005
私の都合で、回答が大変遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした。
by wallaby429
| 2009-09-05 14:16
| Q&A 質問・回答