2009年 05月 31日
Q&A おむつかぶれの薬 AZsとは?(日本) |
【質問】
乳児のお母様(日本在住)から以下の質問をいただきました。
オムツかぶれのときに処方された塗り薬の容器に、
マジックでAZsと書かれていますがこれは何なのでしょう?
説明書が紛失してしまいました^^・・・
【質問全文】
乳児湿疹に悩んでいます。
食べたものとか、反省しちゃいますー!!!(>_<)
少し肌の調子がよくなったら、市販のワセリンに切り替えて、
自然治癒力に期待してみたいと思います^^
質問ですが、
オムツかぶれのときに処方された塗り薬の容器に、
マジックでAZsと書かれていますがこれは何なのでしょう?
説明書が紛失してしまいました^^・・・
【回答】
<AZsについて>
塗り薬が薬局で調合されたもののようですので、想像での回答になりますが、
「アズノール軟膏(R) *1」と「亜鉛華軟膏」を配合したもので、
Aは、アズレン、アズノール軟膏(R)のことで、
Zは、亜鉛(Zinc)で表現しているのではないかと思います。
アズレンは、皮膚を保護し、炎症をやわらげるお薬で(*2)、
亜鉛華軟膏は、皮膚を保護し、炎症をやわらげるお薬です(*3)。
どちらも、また配合剤も、おむつかぶれにはよく使われるお薬です。
特に亜鉛華軟膏は、おむつかぶれの予防にも使われていて、症状がひどくないときでも、亜鉛華軟膏を塗って、おむつかぶれの予防にも使われています。
皮膚の炎症を抑え、保護する軟膏(又はクリーム)ですので、安心して、お医者様のご指示通りに使っていってくださいね。
これらの内容は、想像で記載したものですので、処方をいただいた薬局できちんと確認されることをおすすめします。
またアズレンと亜鉛華軟膏の詳細な説明については、一番下に記載しましたサイトにありますので、ご参考にしてください。
<乳児湿疹のいただいたコメントについて>
「食べたものなど、反省してしまう」とのことですが、お子様が例えば卵のアレルギーだと分かりお医者様からのストップなどがない限り、きちんとバランスのとれた食事を続けていくことが大切だと思いますよ。
ただ漠然と、卵アレルギーかも、牛乳アレルギーかもという想像で食事を制限してしまうのは、お子様の成長にもあまりいいことではないので、バランスのとれた食事をめざしていってください。
「少し肌の調子がよくなったら、市販のワセリンに切り替えて、自然治癒力に期待してみたい」とコメントをいただきましたが、お医者様からいただいて使われている薬、お子様の皮膚の状態が分からないので、コメントするのは難しいのですが、白色ワセリンだけでは、炎症を抑える効果が足りなくて、余計に悪化してしまうということも十分に考えられます。
先生の診断に従って、お薬を使っていってくださいね。
<Wet Dressing法>
オーストラリアで乳児湿疹に悩むお母様が、こちらの先生におすすめされた方法が、Wet dressingです。
概要は、治療薬(又は保湿剤)を塗った後に、水で濡らしたボディースーツを着せ、その上にまた乾いたボディースーツを着せて保湿効果を計る方法です。以下のブログでご紹介くださいましたので、参考にしてみてください。
http://masaandsat.exblog.jp/10054831/
ステロイド剤などを使用していらっしゃるようでしたら、こちらの方法をすると、皮膚からの吸収が促進されるため、先生にご相談し、ご指示を仰ぎながら試していってください。
皮膚からの吸収が上がるといっても、それによって軽減し、長期間使用しなければいけないところが短期間で済むために、合計としての使用量が少なくて済むというデータもあります。このようなバランスのため、症状を見ての判断が必要となってきます。
保湿剤だけを使用している場合でも、この方法は有効ですし、その保湿効果、炎症を抑える効果が期待できます。もし保湿剤だけでも効果が足りないという時には、ぜひ参考にして、試してみてください。
早くよくなるといいですね。お大事に。
*1 (R)は商品名という意味です。
*2 おくすり110番 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se26/se2649716.html
*3 おくすり110番 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se26/se2649704.html
乳児のお母様(日本在住)から以下の質問をいただきました。
オムツかぶれのときに処方された塗り薬の容器に、
マジックでAZsと書かれていますがこれは何なのでしょう?
説明書が紛失してしまいました^^・・・
【質問全文】
乳児湿疹に悩んでいます。
食べたものとか、反省しちゃいますー!!!(>_<)
少し肌の調子がよくなったら、市販のワセリンに切り替えて、
自然治癒力に期待してみたいと思います^^
質問ですが、
オムツかぶれのときに処方された塗り薬の容器に、
マジックでAZsと書かれていますがこれは何なのでしょう?
説明書が紛失してしまいました^^・・・
【回答】
<AZsについて>
塗り薬が薬局で調合されたもののようですので、想像での回答になりますが、
「アズノール軟膏(R) *1」と「亜鉛華軟膏」を配合したもので、
Aは、アズレン、アズノール軟膏(R)のことで、
Zは、亜鉛(Zinc)で表現しているのではないかと思います。
アズレンは、皮膚を保護し、炎症をやわらげるお薬で(*2)、
亜鉛華軟膏は、皮膚を保護し、炎症をやわらげるお薬です(*3)。
どちらも、また配合剤も、おむつかぶれにはよく使われるお薬です。
特に亜鉛華軟膏は、おむつかぶれの予防にも使われていて、症状がひどくないときでも、亜鉛華軟膏を塗って、おむつかぶれの予防にも使われています。
皮膚の炎症を抑え、保護する軟膏(又はクリーム)ですので、安心して、お医者様のご指示通りに使っていってくださいね。
これらの内容は、想像で記載したものですので、処方をいただいた薬局できちんと確認されることをおすすめします。
またアズレンと亜鉛華軟膏の詳細な説明については、一番下に記載しましたサイトにありますので、ご参考にしてください。
<乳児湿疹のいただいたコメントについて>
「食べたものなど、反省してしまう」とのことですが、お子様が例えば卵のアレルギーだと分かりお医者様からのストップなどがない限り、きちんとバランスのとれた食事を続けていくことが大切だと思いますよ。
ただ漠然と、卵アレルギーかも、牛乳アレルギーかもという想像で食事を制限してしまうのは、お子様の成長にもあまりいいことではないので、バランスのとれた食事をめざしていってください。
「少し肌の調子がよくなったら、市販のワセリンに切り替えて、自然治癒力に期待してみたい」とコメントをいただきましたが、お医者様からいただいて使われている薬、お子様の皮膚の状態が分からないので、コメントするのは難しいのですが、白色ワセリンだけでは、炎症を抑える効果が足りなくて、余計に悪化してしまうということも十分に考えられます。
先生の診断に従って、お薬を使っていってくださいね。
<Wet Dressing法>
オーストラリアで乳児湿疹に悩むお母様が、こちらの先生におすすめされた方法が、Wet dressingです。
概要は、治療薬(又は保湿剤)を塗った後に、水で濡らしたボディースーツを着せ、その上にまた乾いたボディースーツを着せて保湿効果を計る方法です。以下のブログでご紹介くださいましたので、参考にしてみてください。
http://masaandsat.exblog.jp/10054831/
ステロイド剤などを使用していらっしゃるようでしたら、こちらの方法をすると、皮膚からの吸収が促進されるため、先生にご相談し、ご指示を仰ぎながら試していってください。
皮膚からの吸収が上がるといっても、それによって軽減し、長期間使用しなければいけないところが短期間で済むために、合計としての使用量が少なくて済むというデータもあります。このようなバランスのため、症状を見ての判断が必要となってきます。
保湿剤だけを使用している場合でも、この方法は有効ですし、その保湿効果、炎症を抑える効果が期待できます。もし保湿剤だけでも効果が足りないという時には、ぜひ参考にして、試してみてください。
早くよくなるといいですね。お大事に。
*1 (R)は商品名という意味です。
*2 おくすり110番 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se26/se2649716.html
*3 おくすり110番 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se26/se2649704.html
by wallaby429
| 2009-05-31 01:39
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